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連載 自然食を極める 第2回

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連載 自然食を極める 第2回

  • 2009年4月15日・晴天。九州ホスメック料理長・佐藤シェフとあとぴナビ編集部は、福岡県久留米市内の山に登りました。目的は、野草研究家の中村臣市郎先生の案内で薬草を採ること、そこで採れた旬の薬草を使っておいしい料理を作ることです。 さて、いったいどんな薬草がみつかるのでしょう?
  • 薬草を採りにいく
  • ■ どこを向いても薬草だらけ

    「今日は、旬の薬草、そしてアトピー性皮膚炎の方におすすめの薬草をメインに教えてください」。中村先生にこんなお願いをして、一行は山道を歩きだしました。

    ―― これから藪のほうに入っていくんですか?

    中村先生 いや、日当たりがいい道路沿いのほうが薬草は多いです。もう40種類ぐらいみつけましたよ。この『カラムシ』は東北で織物に使いますが、天ぷらにするとうまい。そこに咲いている『オドリコソウ』は、花をサラダに入れるとおいしい。肝臓疾患、気管支炎、胃腸病などにいい薬草です。

    カラムシ、オドリコソウ

    ほんの数歩歩いただけで40種類! 中村先生の目から見たら、山は薬草だらけという感じ。「おっ、いいのがありましたよ」と最初のオススメが『カキドオシ』です。

    カキドオシ
    科名:シソ科
    生薬名:連銭草
    薬用部分:開花期の全草
    薬効・効用 成分 採取と用い方
    糖尿病、不眠症、虚弱体質、子供のひきつけや風邪、腎臓結石の補助療法など 全草にコリン、タンニン、ウルソール酸、精油、硝酸カリウム、微量のフラボノイド 開花期の4~5月に全草を採取、水洗いし乾燥させた後、煎じて服用する。お茶として飲めば、滋養強壮の働きがある。

    中村先生

    シソ科の植物で香りがとてもいい。中に精油成分が入っており、この成分が虫を寄せつけない。まさに植物の生命力を組成する成分です。自生する野草には、この生命力が満ち満ちています。ハーブのグランドアイビーは西洋カキドオシのことで、ヨーロッパでは不妊治療にも使われています。

    ―― そういえば『カキドオシ』は家の庭にもありました。ありふれた草なのですか?

    中村先生 そう。今日紹介するのは、どこにでも生えてる雑草ばかり。でもすごい薬効があることはほとんど知られていません。この草もよくみるでしょう。

    カキドオシ
    スイバ
    科名:タデ科
    生薬名:酸模根
    薬用部分:根茎・根、生葉
    薬効・効用 成分 採取と用い方
    緩下剤、虫刺され、はれもの、できもの、湿疹、じんましんなど 葉がすっぱいのは、蓚酸、蓚酸カリウムのせい。根茎には弱い下剤作用のあるクリソファノールが含まれる 開花期の4~5月に全草を採取、水洗いし乾燥させた後、煎じて服用する。 お茶として飲めば、滋養強壮の働きがある。
    ギシギシ
    科名:タデ科
    生薬名:羊蹄根
    薬用部分:根茎・根、生葉
    成分
    オキシアントラン系のエモジンを含み、軽い便秘やしらくも、タムシ、水虫などの皮膚病に用いる

    中村先生

    『スイバ』と『ギシギシ』は同じタデ科の植物で、形も似ており薬効も同じ。中国では伝統的な皮膚病薬で、湿疹・じんましん・虫さされに使われます。葉を食べるとすっぱいですが、この酸性物質には抗がん成分も含まれています。 これで貝類のスープの出汁をとると絶品です。ヨーロッパではフレンチソレルというハーブを使いますが、その原型が『スイバ』です。

    『スイバ』と『ギシギシ』は、確かに道端や土手でよく見かける雑草です。これがお洒落なフランス料理の素材になるなんて驚きです。しかも雑草だからタダです! 雑草の魅力にとりつかれ始めた「あとぴナビ編集部」。道端の雑草にむけられるみんなの視線が、ギラギラとしたものに変わっていきました。
  • ■ 毒草には要注意

    ―― 先生! これ、なんだかすごくうまそうです。

    中村先生 いいもの見つけましたね、うまそうでしょう。食べたらひどい目にあうよ(笑)
    秋になったらブドウみたいな房がつく『ヤマゴボウ』です。

    ―― 毒があるんですか?

    中村先生 これを食べたら、口の中は火だるま、まるで目がつぶれて鼻はゆがんだような状態に…大変でした。

    ―― ということは、先生食べたんですか!?

    中村先生 食べてみないと毒かどうかはわかりませんからね。毒草で死ぬ思いをした経験は数え切れないほどです。
    食べられる薬草の近くには、それによく似た毒草がある場合が多いから注意が必要。専門家でも間違えることがあるので、信頼できる人がいない場合や、確かな自信がない薬草には手を出さないことです。







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