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アトピーと感染症の最新研究


  • 対策


  • 早めの治療で、 感染症を広げない


    アトピーの症状が悪化し、感染症が疑わしい と思った場合は、早めに治療を受けることが大 切です。感染症が広がるとやっかいなことにな るからです。ヘルペスが重症化するとカポジ水 痘様発疹症になります。そんな場合はたいてい 黄色ブドウ球菌の感染症も合併しています。ウ イルスや細菌の二次感染を防ぐために、抗ウイ ルス剤や抗菌剤による治療や皮膚の消毒などを 行います。  
    ここで注意したいのは、信頼できる医師に診 てもらうこと。感染症の見極めは、経験豊富な医 師でないとなかなか難しいものです。病院選び に迷ったら、大きな病院のアレルギー科か皮膚 科を選ぶのが無難です。患者数の多い病院の方 が、より多くの症例を経験している可能性が高 いからです。

    患部を保護し、 新たな感染を防ぐ


    自分でできることとしては、接触感染を防ぐ ための患部の保護です。皮膚を直接かき壊すと 傷が増えてしまうし、 そこから他の部分に感 染が広がってしまいま す。感染症をこれ以上 広げないために、リン ト布(医療用の傷口な どにあてる布)やチュ ビファースト(人工絹 糸を使ったチューブ型 包帯)などで患部を保 護しましょう。

  • 予防

  • 免疫抑制剤を使わない


    感染症を予防 するためには、 まずステロイド 剤やプロトピッ ク軟膏などの免 疫抑制剤を使わ ないことです。



    ストレスを ため込まない


    次に大切なのは、過労や睡眠不足などでスト レスをためこまないことです。仕事が忙しかっ たり、精神的に不安定なときに感染症にかかっ たという経験がある方も多いはずです。ストレ スが多い生活が続いて、いつもと違った症 状が出たり、急に悪化した場合は、 感染症の警告信号かもしれませ ん。そんなときは、なるべく 体に負担をかけない生活を 心がけることが大切です。 ストレスといえば、紫外 線も皮膚にストレスを与 えています。アトピー性 皮膚炎では、皮膚のバリ ア機能が低下しているた め、紫外線対策も感染症 予防につながります。。



    感染させない・感染しない心がけを


    感染症は、人にうつりやすいことも頭に入れ ておいてください。特にヘルペスウイルスなど は、接触感染しやすいので家族全員で気をつけ るようにしましょう。自分が治っても、家族にう つしてしまえば、調子を崩したときに再び感染 してしまうことも考えられます。不要に感染を 繰り返さないためにも、リント布などによる皮 膚の保護は大切です。



    汗のかける体に

    最後に、意外にも、汗に細菌やウイルスをバリ アする働きがあることもお伝えしておきましょ う。皮膚や汗の中には「抗菌ペプチド」と呼ばれ るアミノ酸の結合体が存在します。抗菌ペプチ ドには抗細菌活性や抗ウイルス活性がある ため、感染症の発症を防ぐ働きがあり ます。  離脱症状で感染症を併発して いるような方の場合は、免疫 力の低下などによって基礎 体温も低く、汗をかきにく い体質になっています。汗 をしっかりかける体調まで 盛り返していけば、細菌や ウイルスへの抵抗性もつい てくるという合理性が、私 たちの体にはもともと備わっ ているのです。




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