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アトピー基礎講座 アトピー性皮膚炎と温泉入浴 第2回

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  • 入浴の適温は?
  • 自己流で入浴療法を行ってきた方からあとぴナビにご相談いただいたときに多いのが、「入浴温度の間違い」です。  
    日本人の平均的な入浴温度は、株式会社ウェザーニューズが、2012 年1月に行なった「冬のお風呂事情」の調査結果によると全国平均で41.1 度、 ということでした。さらに自己流で入浴療法を行ってきた方も、41度前後の方が多い状況でした。  
    しかし、入浴時間を見ると、上記の「冬のお風呂事情」の調査では15分以内の人が7割だったのに対し、自己流で入浴療法を行ってきた方は、 倍の約30分ぐらいでした。つまり入浴温度の影響を、より受けやすい状況にあったと言えます。  
    一般的には、全国平均である41.1度を適温と考えている人が多いようです。しかし実際には、人体にとって41.1度は「高温」になります。


  • 40度以上は湯冷めしやすい
  •  人の体温は、個人差はあるにしろ、体内の深部温度(体の中心部の温度)で37度〜38度の間とされています。  
    深部温度がもし41度ぐらいになるとどうなるのか、これは生命維持にも影響を与えかねなくなります。そのため、40度以上の温度を受け 続けた場合、人体は、その温度を受け入れないような調整を行います。  
    よく「高い温度で入浴すると湯冷めしやすい」と言われます。これは、湯温で皮膚表面は温まっても、体内には熱を受け入れまいとする 体の反応によるもの。したがって、40度以上の高温入浴では皮膚表面だけが温まり、「体の芯から温まっていない」状況となるわけです。  
    入浴が人体に与える効果には「物理的作用(水圧・浮力)」と「温熱作用」があります。さらに温泉入浴の場合は「含有化学成分の作用」が 加わり、それらが複合的に働くことで生じる「非特異的変調作用」が内分泌や自律神経機能を正常化させます。  
    この中の「温熱作用」は、自律神経や内分泌機能だけでなく、血流を良くし、代謝の促進にも役立ちます。そして温熱作用による働きを、 体に負担を与えることなく、反復継続して受け続けるためには、入浴温度は体温に近い38度前後が適していると言えるでしょう。


  • 高温入浴は、肌の乾燥を招く
  • さらに、アトピー性皮膚炎の患者さんが入浴する場合は、もっと大切な要因として「皮膚の乾燥」という問題があります。 皮膚表面の温度が急激に上がった場合、体にはそれを下げようとする働きが備わっています。それは、汗をかくことによって体から水分を 蒸発させる気化熱の働きです。  
    つまり高温で入浴すると、次のような流れで肌が乾燥しやすくなるのです。


     

    これまで述べてきたことをまとめると、理想的な入浴温度の条件は、皮膚表面温度を上げすぎずに血流を良くする程度の適度な温熱を受け、 代謝を促進させるために適した温度ということになります。この条件にかなうのが、人体の深部温度に近い38〜39度ということになります。  
    反復継続した入浴を、アトピー性皮膚炎克服のために取り入れている方は、入浴温度が高すぎないかをチェックしましょう。  
    次回は、「入浴時間」「入浴回数」について考えていきましょう。


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