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春にアトピーを悪化させない3つのポイント

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  • ● 花粉症とアトピー  

    あとぴナビが以前行ったア ンケート結果によると、アト ピー性皮膚炎患者が抱える他 のアレルギー性疾患でもっと も多いのが花粉症でした。  
    もともと、花粉症とアトピー 性皮膚炎は、同じIgE抗体 (花粉やダニなどのアレルゲン に対抗して作られる抗体)が関 与するアレルギー疾患という 共通点があります。しかしアレ ルゲンに対する反応の仕方の 違いや、それぞれのIgE抗体 が持つ受容体の違いなどから、 同一のアレルギー性疾患とま では言えません。  
    アトピー性皮膚炎が治って も花粉症が継続しているケー スと、花粉症が治ってもアト ピー性皮膚炎が継続している 場合では、前者の方が多い傾向 があります。もともとアレル ギー症状は、体の異常状態を知 らせるための警告信号的な役 割を持っています。そういう意 味では花粉症もアトピー性皮 膚炎も同じように警告信号と しての役割を持ちます。しか し、体の異常状態を示す度合い で見ると、花粉症のほうがより 軽い状態から警告を発してい るように思われます。

    ● 花粉症がアトピーの悪化要因に  

    いずれにせよ、どちらの疾患 も体の異常状態を示している わけですが、アトピーの患者さ んは花粉症にも十分な注意が 必要です。なぜなら花粉症の症 状は、アトピー性皮膚炎の悪化 要因になることがあるか らです。  
    鼻水が常に出続ける と、鼻の下が赤くなるこ とがあるでしょう。また、 花粉症による結膜炎で目 の周囲が赤くなることが あります。このような肌 の「赤み」は炎症による もので、アトピー性皮膚 炎を併発していれば、こういった花粉症による肌の炎 症をきっかけにかゆみが広が るケースが多いからです。

    ● 黄砂にも要注意  

    花粉症は、ここ数年で社会問 題となるほど患者数が増加し ていますが、さらに最近、春先 に影響が大きくなるアレルゲ ンとして問題となってきてい るのが「黄砂」です。  
    最近の研究では、中国内陸部 から飛来する黄砂に含まれる ニッケルという金属が、肌のア レルギーを引き起こすことが わかっています。黄砂がアレル ゲンとなり、鼻炎や結膜炎だけ ではなく、アトピー性皮膚炎の 悪化要因となっているケース が多いと考えられています。  
    4月後半ぐらいから5月中 にかけて、あとぴナビには、黄 砂が悪化要因と考えられる症 状の相談が増加してきます。今 の時期は、花粉だけでなく黄砂 に対しても対策を考える必要 があるでしょう。




  • ● まずは物理的な対策を  

    花粉症対策の基本は、花粉を避けて吸ったり 皮膚につけたりしない ことです。マスクやゴーグル などを利用して物理的に花粉 を避け、鼻や目の粘膜に直接、 花粉が付着しないような工夫 を行うことが大切です。最近 は眼鏡型のゴーグルもあり、 あまり大げさに見せずに対策 することもできるようになり ました。  
    また、外出時に服についた花 粉を室内に入れないことも大 切です。家に帰ったら玄関の外 で、できるだけ花粉を払ってか ら家に入りましょう。

    ● 部屋の外換気はNG  

    室内の化学物質対策として 「換気」が大切と言いました。 しかし花粉や黄砂対策の場合 は、換気すると家に入ってきて しまうので逆効果です。  
    花粉症を併発してい る場合の室内の化学物 質対策は、空気清浄機 などを併用するとよい でしょう。空気清浄機の選び方 ですが、最近主流となっている プラズマ型(放電式)は、アレ ルギーやアトピー性皮膚炎の 方にはあまりお勧めできませ ん。プラズマ型の空気清浄機 は、化学物質の排除効果はあま り高くなく、分解されたホルム アルデヒドが酸化しギ酸(かゆ みの原因物質)を発生させてし まいます。  
    空気清浄機を使用す る場合は、活性炭など による「吸着型」の方が アレルギー・化学物質 対策としては適してい るようです。

    ● 花粉症の薬を使う場合  

    花粉症の症状を抑えるため に、病院では薬剤による治療を 行います。中にはステロイド剤 の注射や内服が行われること もあるようです。  アトピー治療によるステロ イド剤のリバウンド(離脱)中 などに花粉症のステロイド剤 を使うと、アトピー性皮膚炎の 症状もよくなるケースがあり ます。  
    症状がよくなった= 症状を抑える効果があ る=マイナスの効果(副 作用)も受けていると いうことでもあるので、 注意が必要です。
    花粉や黄砂がアトピーの悪 化要因となるのは、特別な場合 を除き、春先の一定期間が中心 です。やむを得ないケースでは、 薬剤による治療も必要なこと がありますが、基本対策として は、マスクやゴーグルなどの物 理的な対策から考えましょう。




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