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質問:Question
薬膳の特集を拝見いたしました。私は毎年冬の寒い時期になると、手足が冷えて、手や足首の乾燥と炎症がひどくなります。冷えと乾燥対策によい食事の考え方や、効果的な薬膳食材をお教えください。
答え:Answer
冷え性は「気虚」「血虚」の状態血行をよくし、抗ストレス作用のある食品をとりましょう。

冷え症はストレスや疲労、睡眠不足などからくる自律神経のバランスの崩れなど、さまざまな要因で熱を運ぶ血液がうまく循環せず、正常な体温調節ができにくい状態のことです。薬膳では冷え性の人は「気虚」、「血虚」の人と考えます。「虚」は「足りないこと」で、エネルギー不足や貧血、血行が悪い状態です。
そこで薬膳では体を温めてエネルギーを高め、造血・血の巡りを良くし、抗ストレス作用のある食品を摂って、冷えからの改善を図ります。おすすめのぽかぽか食品は、玄米や鰯、羊肉、しょうが、かぼちゃ、人参、黒きくらげ、高麗人参、紅花、松の実、金針菜など。抗ストレス食品は、豚肉、きのこ、海苔、鮭、納豆、豆乳、アサリなどの貝類、バナナ、百合根、冬虫夏草、ナツメ、蜂花粉などです。
また、食事の時に冷えたビールや、氷を入れた水や緑茶、ウーロン茶を飲んでいませんか? みな体を冷やすもので、胃・肺が冷えて不調となる原因です。
薄着やミニスカート、体を締め付けるパンティーストッキングなどの衣類や厚底サンダル、過激なダイエットなども冷える原因に。熱代謝を良くするには、体をこまめに動かすことや運動も大切ですね。
次に乾燥対策ですが、水はしっかり飲んでいますか? 成人の場合、1日2.5リットルの水分が失われるといわれるので1.5〜2リットルの水を飲みましょう。 食事では、皮膚の粘膜を強めるビタミンA、血行を良くするビタミンEを含むウナギ、小松菜、ゴマ、山芋、アボガドがよいですね。薬膳食材では保湿効果が高い山薬(長芋)、蜂花粉、紅花がおすすめです。
人類は500万年の99.9%以上を、自然の中で過ごし、命ある食物で生きてきました。自然に反する生活や食物は体のバランスを崩し病気の元になります。食は積み重ねです。薬膳をじょうずに食事に取り入れてぽかぽかと元気にお過ごしください。
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